ペガサスとユニコーンの違いとは?翼と角(つの)がポイント!


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ペガサス(ペーガソス)とユニコーン、いったいどこが違うのでしょうか?
「どちらも馬のように見え、翼や角が生えてる?」

実は明確な違いがあったのです。


■ペガサス


ペーガソスとも呼ぶ。
日本語でいう天馬。

ギリシャ、ローマ神話に登場する翼を持つ馬のこと。
空を飛ぶことが出来る。

・神話の中での誕生

英雄ペルセウスによってメデューサの首が切り落とされた時に、
その飛び散った血から誕生したと言われている。
ゼウスの雷の運び手や英雄ベレロフォンの愛馬として活躍。

海神ポセイドンとメドゥーサの子で、クリュオ―サーオールと兄弟。

霊感の象徴とも言われ、天の星座にもなり、「不死」の象徴にもなった。

・性格

気性が荒い。乗る人を完全に選ぶ。
当初はゼウスの雷鳴と電光のみを運び、人間は誰も近づけようとせず、乗ろうと挑戦した者をことごとく振り落とそうとしたそう。
女神アテナが黄金の馬勒をつけることで、ようやくコントロールできるようになったらしい。(ありがたい)

・中世ヨーロッパ以降の貴族社会の紋章学では「教養」「名声」の象徴となっている。

■ユニコーン

日本でいう一角獣

額の中央に一本の角が生えた馬に似た伝説の生き物。
神話ではなく、古典文学や旧約聖書に登場。
unus「一つ」とcornu「角」の合成語で、ギリシャ語ではモノケロースともいう。

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・神話の中での誕生

古代ローマの博物学者プリニウスは、著書「博物誌」の中で
胴体は馬、頭は牡鹿、脚は像、尾は猪で額の真ん中に1m程の黒い角が生えており、
最もどう猛な動物とされている。

・現在のイメージ

フランスの小説家フローベル(1821~1880)が「聖アントワーヌの誘惑」第7章の中で
一本の角を持つ美しい白馬としてユニコーンを登場させており、現在の美しい優雅なイメージとなっている。

・性格

ユニコーンは極めてどう猛で力強い。勇敢で、相手がゾウであろうと恐れずに向かっていくという。足が速く、その速さは馬や鹿にも勝るそう。
純潔の乙女には心を許す。
ここからユニコーンは「純潔」「貞潔」の象徴とされたが、悪魔の象徴とも言われ、
7つの大罪の一つ「憤怒」の象徴にもなった。

角には蛇などの毒で汚れた水を清める力があるという。

・ユニコーンはスコットランド王家の象徴。
イギリスの国章にも「ユニコーン」が描かれている。

■<まとめ>

どちらも馬に似た、空想上の生き物として知られている。
ペガサスはギリシャ・ローマ神話に登場し翼が生えている。
ユニコーンは旧約聖書に登場し、頭に角が生えている。

共通点は馬のような姿をしており、どう猛なところ。空想上の生き物である。

■おまけ:有翼のユニコーン(ゆうよくのゆにこーん)

実はペガサスとユニコーンを足して2で割ったような
「有翼のユニコーン」というのが存在する。

ペガサスのような翼とユニコーンのような角を持っている。
ユニコーンないしペガサスの混成語であるユニサス(unisus)、ユニペグ(unipeg)、ペガコーン(pegacorn)、もしくはアリコーン (Alicorn)
と言われている。

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